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“100%自責” が道を切り開く

基本的に、複数人の間で何かの問題が生じた際には、全員に責任があり、もちろん自分自身にも責任があるものだろう。喧嘩両成敗と一緒の考え方だ。
ただ、時には自分には全く関係のない問題が起こることもあるかもしれない。だから、常に自分に責任があるとも言いきることもできない。

でも、ここでは、実際の責任の所在について議論したいのではない。こう考えると、一歩前に進める、そんな考え方を紹介したい。

それは、何か問題が起きた際、“100%自責” に置き換えてみることだ。
自分の責任だと重く背負い込むのではない。形式上、そう考えてみるだけだ。

例を挙げて話していきたい。

以前、学生時代の飲食店アルバイトで、アルバイト仲間の機嫌がとても悪く、テンションが低いことがあった。こういう状況になると、周りのみんなが文句を言い出す。「なぜ彼は、あんなにもテンションが低いのか」と、誰もがその人を責めるだろう。当然、アイツの責任だろう、と。そして、周りにもどんどん悪い空気が伝わっていき、店全体の雰囲気が暗くなるのだ。

確かに、この場合、悪いのはその本人かもしれない。でもそこで一歩立ち止まりあえて無理矢理 “100%自責”と考えてみる。

 ・彼のテンションをうまく上げてやれない自分の責任
 ・彼の悪い雰囲気がみんなに伝わらないようにできなかった自分の責任

というように考えることができる。そうすると、

 ・どうやったら彼のテンションが上がるだろうか
 ・どうやったらみんなに悪い空気が伝わらないだろうか

と、解決への道を一歩進むことができるようになる。人のせいにしていたら、到底たどり着けなかった一歩である。

人の責任にしている限り、いつまでたっても状況は変わらず、彼は機嫌の悪いまま。そして自分自身も気を悪くするだけなのだ。それならば、一旦、全て自分の責任として考えてみることで、“自分には今何ができるのか” “今の自分には何が足りないのか” を発見し、一歩前へ進んだ方がよほどいいのではないだろうか。

2009/08/27
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